{ドイツの国民車を造り、世界的ヒット車を持つメーカー}
1934年のベルリン・モーターショーでヒトラーによって提唱された国民車(フォルクスワーゲン)計画に従い、これを製造するメーカーとしてスタートしている。
1960年まで西ドイツの国営であったが、民営化にあたり「フォルクスワーゲン法」という特別な法律が制定され、この法律により投資家は、大量の株を買っても議決権の20%までしか保有できないようになっていた。1965年にはアウディの前身アウトウニオンを買収し、生産体制の強化を果たしている。現在は民営化されているが、ポルシェ家が舵取り行なっている。グループ傘下として、アウディ、シュコダ、セアト、ポルシェ、ベントレー、ランボルギーニ、ブガッティ、スカニア、ドゥカティなどの企業がある。